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神戸・長田女児死体遺棄

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君野容疑者の自宅アパート見取り図
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君野容疑者の自宅アパート見取り図

 神戸市立名倉小1年の女児(6)=同市長田区名倉町=の遺体遺棄事件で、女児が行方不明になった11日以降、逮捕された無職君野康弘容疑者(47)=死体遺棄容疑、同区長田天神町1=の自宅周辺から、女児がいたことを感じさせるような情報は浮かんでこない。「壁の薄い文化住宅で、幼い女の子がいたらすぐ分かるはず」。近隣の住民や捜査関係者らは口をそろえる。

 兵庫県警は14日前後から、君野容疑者を警戒。16日には同容疑者が暮らす文化住宅を捜査員が訪ね、女児を捜したが見つからなかった。

 捜査関係者は、その間の君野容疑者について「家を出るたびに酒を買いに行っていた」と話す。常時、酒に酔っていたようだったという。

 君野容疑者が暮らす文化住宅は2階建てで7部屋あり、同容疑者は2階南東の共用テラス前の部屋に住んでいた。この文化住宅をよく知る人たちは「古い建物で壁や床も薄い。女性や子どもは住んでおらず、住民以外の人がいたら、物音や人の気配は分かるだろう」とする。

 同じ文化住宅の1階に住む40代の男性によると、同文化住宅のすべての部屋が水漏れしており、11、12、18、19日に業者が修理に来たが、特に変わったことはなかったという。

 一方で、捜査員が訪問した16日前後には、君野容疑者に異変も見られた。複数の近隣住民によると、15日か16日の深夜、同容疑者の部屋から「ドタバタと音がした」という。40代男性が18日の夕方に同容疑者を見かけた時は「少し前に口げんかしたのに、突然『こんにちは』と言ってきて驚いた」という。

 近くに住む女性(51)も17日ごろ、髪の毛を茶髪にし、文化住宅の共用テラスで上半身裸の君野容疑者を見かけた。「階段側を見たり、道路側を見たりしていた。夜中の2時とか3時ごろのこともあった」という。

2014/9/25