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神戸・長田女児死体遺棄

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 神戸市長田区の小1女児殺害事件で、7日に神戸地裁で開かれた君野康弘被告(49)の裁判員裁判の初公判。起訴された殺人などの罪のうち、争点となったわいせつ目的誘拐罪の成立をめぐり弁護側は「(女児と)友達になりたかっただけ」と主張した。遺族ら関係者を前に、8日以降、君野被告本人への質問が始まる。

 「被告には女児の後を付けたという記憶はない」。わいせつ目的で女児を尾行したとする検察側に対し、弁護側は冒頭陳述で反論を展開。「散歩の途中で女児を見つけて『友達になりたい』と思った」「思いがけず女児が付いてきた」。弁護側は「計画性はなく、偶発的」と強調した。

 同日午後の証人尋問では、防犯カメラなどの映像を解析した神戸地検の事務官が出廷。女児の後ろを歩く君野被告とみられる男性の映像について「歩く速さ、背格好などから、いずれも同一人物と判断した」と述べる事務官に対し、弁護側は「顔も映っていない小さな映像もあり、同一と判断できる根拠は」などと反対尋問した。

 女児の遺体の立証では、裁判員の精神的な負担を考慮し、写真ではなく、イラストが使われた。だが、検察官の説明が詳細になると、裁判員が顔を曇らせる場面もあった。一方、君野被告は提示された女児のイラストなどを表情を変えず、じっと見つめていた。

 検察側席の後ろにはついたてが設けられ、被害者参加制度を活用して女児の母親と祖母が公判に臨んだ。審理は8、9日に被告人質問、10日には母親の証人尋問があり、11日に結審、18日に判決が言い渡される。

2016/3/7

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