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もの知り投資学

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 米国の株価は、世界の代表的存在で各国の株式市場に大きな影響を与えます。新聞やテレビなどでダウ工業株30種平均やナスダック総合指数などの情報を見たり、聞いたりしたことがあるでしょう。

 中でも有名なのがダウ工業株30種平均で、ダウ平均、ニューヨークダウなどと呼ばれることもあります。ニューヨーク証券取引所やナスダックに上場している銘柄のうちIBMやマクドナルド、マイクロソフトなど米国を代表する30社の株式が採用されています。

 昨年は銘柄の入れ替えがあり、スポーツ用品で有名なナイキや、クレジットカードのビザなどが新たに組み入れられました。

 ナスダック総合指数はグーグルやアップルなどのナスダックに上場している全銘柄で構成され、ハイテク株が主体です。

 このほか、幅広い業種の500銘柄からなるS&P500種株価指数も投資家に注目されます。

 米国市場で売買される株は日本の大手証券会社で買えるほか、インターネット証券の一部も取り扱っています。値上がりで利益を得られるほか、配当金を受け取ることもできます。証券会社ごとに扱う銘柄や売買手数料が異なりますので、条件を比べてみましょう。

 米国株も当然、値下がりすることがありますので、損をすることも覚悟しておきましょう。為替相場の変動にも、注意が必要です。株価が一定でも売る際に買った時より円安ドル高なら為替差益が発生しますが、逆に円高なら差損が出ます。

 インターネットなどを使って投資したい会社の業績も調べましょう。雇用統計をはじめとする米国の経済指標は、株価に大きく影響しますので、目を離さないようにしましょう。

 東京証券取引所には、ダウ平均など米国の株価指数に値動きが連動するよう設計された上場投資信託(ETF)がいくつか上場しています。これらを証券会社で買って、投資する手もあります。

2014/2/19
 

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