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もの知り投資学

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 データのやりとりの多いスマートフォンの普及もあって、月々の通信料金が家計を圧迫する例も増えています。今回は携帯電話の通信料金を抑える方法を考えましょう。

 最近注目されているのは「格安SIM」を使うことです。SIMとは携帯電話の利用に必要な契約者情報を書き込んだICカードのことです。格安SIMは、安い料金で通信サービスを提供する業者のICカードのほか、そのカードを使った割安な通信サービスを指すこともあります。

 携帯電話大手3社のいずれかと契約してスマホを使う場合、通話料金とデータ通信料などで月7千円程度になることも珍しくありません。

 しかし格安SIMなら「090」や「080」で始まる番号で音声通話ができるプランでも月2千円以下に抑えられる例がたくさんあります。1回線で月5千円程度が節約できる計算です。

 ただ(1)通信速度が遅くなることがある(2)携帯大手が提供するメールサービスが使えない-などのデメリットもあります。

 格安SIMカードの購入は、これまでインターネット上が主でした。最近は大手家電量販店の一部店舗などでも販売され、端末の設定までサポートしてもらえるケースも増えましたが、どこで、どの業者のものが購入できるのか事前に確認しておくといいでしょう。

 実際にサービスを利用する際は端末を買う以外に、手持ちの端末を活用する方法もあります。手持ちを転用するときは、どの携帯電話会社を使っていたかが重要です。

 例えば格安SIM業者の多くはNTTドコモの回線を借りているため、KDDI(au)の端末で使えないといった恐れがあるためです。

 新たに端末を買う場合も含め、格安SIM業者が提供する動作確認済み機種情報をチェックしておきましょう。

 会社を乗り換えて格安SIMを使おうという人は、解約手数料にも注意が必要です。

2016/2/17

 

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