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もの知り投資学

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投資信託
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投資信託

 投資信託は投資初心者でも始めやすい金融商品の代表格です。主に長期間の保有でお金を増やすための商品で、将来に備えるお金の運用に向いています。今なら少額投資非課税制度(NISA)の利用も併せて検討してみるといいでしょう。

 投資信託は多くの投資家から集めたお金をプロがまとめて運用します。経済情勢や市場の動向を見極めながら、国内外の株式や債券などに分散して投資するので、リスクを軽減できます。

 また1万円程度の少額から始められることも特長の一つで、たくさんある商品の中から、自分の目的に合うものを選ぶことができます。

 ただ元本の保証はありません。運用をプロに任せるため保有中には信託報酬という費用がかかり、多くの商品は購入時のほか解約時にも手数料がかかることを覚えておきましょう。

 それでは自分に合った投資信託を選ぶにはどうすればいいのでしょう。まず運用目的と、どの程度の期間、どれだけのリスクを覚悟できるかを考えましょう。

 リスクをなるべく抑えたいなら株価指数などの指標への連動を目指して運用するインデックスファンドが選択肢の一つになるでしょう。この商品は、大もうけは期待できませんが、大きな損をする恐れも抑えられます。

 少しでも多くの利益を得たい場合は、新興国や国内の中小型株などで運用する投資信託を選ぶ手がありますが、リスクも高くなります。

 どの商品を選ぶ際も、信託報酬と手数料は必ず事前に確認しましょう。運用成績が良くても、手数料などが高ければ、手取りが少なくなるからです。現在は信託報酬が1.5~1.8%程度という商品が多いようです。

 通常、投資信託の利益には20%の税金がかかりますが、NISAを利用すれば5年間は非課税になります。来年1月から非課税で投資できる額も年間100万円から120万円に増えるので、活用するといいでしょう。

2015/12/2
 

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