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避難所船構想を説明する兵庫県医師会の川島龍一会長=神戸市灘区岩屋中町4
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避難所船構想を説明する兵庫県医師会の川島龍一会長=神戸市灘区岩屋中町4

 災害時に民間船を使って医療や福祉を提供する「避難所船」の実現に向け、兵庫県医師会と国、兵庫県と神戸市、旅客船協会などが「官民会議」を発足させ、12日、神戸市内で初会合を開いた。従来の避難所での体調悪化による災害関連死を防ぐのが狙い。神戸港を拠点にした運用手順を本年度中に作り、来年度には実証訓練を実施し、兵庫発の避難所船モデルを全国に発信する。

 避難所船は、災害関連死を防ぐため、入浴やベッド、冷暖房を完備する船を活用する構想。日本医師会災害医療チームの兵庫県版構成員である県医師会など4団体が災害時、県や市町を通じて国に船の調達を要請する仕組みを有力視している。官民会議は、その具体化が主な目標となる。

 会議は、内閣府や国土交通省の防災担当者ら21人の委員で構成。議長には県医師会の川島龍一会長が就任した。実務担当者が1カ月に1回程度会合し、国内初の取り組みについて、課題と解決策を話し合う。

 東日本大震災では関連死が3月末で3300人を超えた。会合で川島会長は「全国からの支援の恩返しをするためにも阪神・淡路大震災を経験した兵庫から避難所の環境を大きく改善したい」と訴えた。(金井恒幸)

2015/7/14

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