記事特集
「ひょうご安全の日推進県民会議」(会長・井戸敏三兵庫県知事)は17日、「1・17ひょうご安全の日宣言」を発表し、阪神・淡路大震災の経験や教訓を国内外に広く伝え、南海トラフ巨大地震など将来の発生が懸念される災害に対する備えに生かすことを呼び掛ける。
「ひょうご安全の日 1・17のつどい」は同日午前11時50分から、神戸市中央区脇浜海岸通1、人と防災未来センター「慰霊のモニュメント」前で開かれる。同県民会議の河田恵昭(よしあき)企画委員長が宣言を読み上げる。(全文は次の通り)
6400名を超える尊い命を奪い、未曽有の被害をもたらした
阪神・淡路大震災から21年が経(た)った
私たちは国内だけでなく 世界の多くの人たちにも
この経験や教訓を知ってもらいたい 活(い)かしてもらいたい
そのように願って 伝え続けてきた
11年前に国連防災世界会議が開催された
震災の教訓を発展させた 兵庫行動枠組は
さらに 昨年の仙台防災枠組にも生かされた
創造的復興は ひきつづき世界の防災の目標となった
でもこの間 地球の温暖化も進行し
ハリケーンや台風の大型化と
集中豪雨災害の多発という形で顕在化してきた
災害は新たなステージに入ったのだ
だから 私たちもこころを新たにして
阪神・淡路大震災の経験や教訓を もっと伝えなければならない
南海トラフ巨大地震や首都直下地震の発生も心配だ
だから もっと対策を進めなければならない
次なる災害に備えるには
日常防災が役に立つ
それにつながる防災教育も一層進めたい
それらが災害文化となって 安全 安心社会を実現する
1.17は忘れない 伝える 備える 活(い)かす 阪神・淡路大震災の教訓を
震災の教訓は すべての災害に通じる知恵だから
2016年1月17日
ひょうご安全の日推進県民会議
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