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「生」のオブジェをライトアップし、黙とうする市民ら=16日夕、宝塚市の武庫川中州(撮影・三津山朋彦)
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「生」のオブジェをライトアップし、黙とうする市民ら=16日夕、宝塚市の武庫川中州(撮影・三津山朋彦)

 阪神・淡路大震災からの再生を願い、兵庫県宝塚市の武庫川中州で16日夕、石積みで「生(せい)」の字を描いたオブジェがライトアップされた。震災発生時刻12時間前の午後5時46分、集まった市民らが黙とうをささげた。

 市内では118人が犠牲となった。オブジェは2005年、同市の現代美術家大野良平さん(56)が制作。11年からは毎年1月17日の前夜にライトアップしてきたが、昨年は台風で中州がなくなっていたため、2年ぶりの実施となった。

 縦20メートル、横10メートルに積んだ「7代目」のオブジェを照らすように懐中電灯を設置。市民らが午後5時ごろに点灯し、「生」の字を浮かび上がらせた。大野さんは「今年は、震災を知らない世代が成人した。震災から21年となり、継続できない行事も出ている。若い人に伝えるためにも活動を続けたい」と語った。(土井秀人)

2016/1/16