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宮崎カーフェリーの船舶を前に、事業の計画などについて語らう岡田関西支店長(左)と川上悠介さん=神戸三宮フェリーターミナル
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宮崎カーフェリーの船舶を前に、事業の計画などについて語らう岡田関西支店長(左)と川上悠介さん=神戸三宮フェリーターミナル

 神戸-宮崎間を就航する「宮崎カーフェリー」(宮崎市)が、神戸市内の小学生を宮崎県に招待する「ワクワクどきどき船のたび」(神戸新聞社後援)を企画している。阪神・淡路大震災後、被災児童を同県に招待した同社が、震災から20年となったのを機に再び招待を決めた。かつての参加者も加わり、旅を通じて防災の大切さを伝える。(黒田耕司)

 宮崎カーフェリーは震災当時、神戸・青木-宮崎・日向間を運航。震災1年後に航路を復活させ、被災児童の心を自然豊かな宮崎で癒やそうと、魚崎小と福池小の児童約200人を招待。地引き網や地元の祭りを楽しんだ。

 しかし震災の影響で利用客が伸び悩み、98年に大阪南港に移転した。昨秋、神戸港第3突堤に神戸三宮フェリーターミナルが整備され、航路が神戸に復帰。再び児童の招待を企画した。

 同社の岡田良敬関西支店長(66)は、小学校や地元団体にPR活動をする中、96年当時魚崎小6年で招待事業に参加した川上悠介さん(30)と出会った。

 震災時、小学4年だった川上さんは東灘区で被災した直後に、岡山県に転居。半年後に神戸に戻った。震災の記憶は鮮明ではないが、宮崎の旅は地引き網などが楽しい経験として覚えているという。

 川上さんが勤める青少年育成関連のNPO法人こうべユースネット(中央区)では、防災をテーマにキャンプなどを開いており、川上さんも今回の宮崎行きに同行する。「今の子どもにも災害の恐ろしさや防災の大切さを伝えたい」と語る。

 日程は10月16~18日、先着100人、希望者は18日までに申し込む。費用は3千円。地元小学生との交流会を予定している。岡田支店長は「災害の教訓を風化させないことに加え、神戸と宮崎の交流を深めるきっかけにしたい」と話している。同支店TEL078・321・3535

2015/9/12

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