神戸港・中突堤の神戸メリケンパークオリエンタルホテルが15日、開業20年を記念するイルミネーションの点灯を始めた。波と「20」の数字を組み合わせた電飾が建物東側の壁面に登場。9月14日までの毎日、午後6時~11時半に点灯し、20年間の感謝を伝える。
同ホテルは、阪神・淡路大震災があった1995年の7月15日に開業した。電飾は20メートル四方で、2万3千個の発光ダイオード(LED)ランプを使用。周縁に20個の星を配置し、震災復興とともに積み重ねた20年の月日を表現した。
午後7時45分からの点灯式には、宿泊客ら約200人が参加。光るリストバンドを着けた腕を振りながら、夜の港に浮かび上がる電飾を見詰めた。
同ホテルの電飾は97年から毎年、冬の神戸港を彩ってきた。夏場に点灯するのは今回が初めてという。
(高見雄樹)