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尼崎連続変死事件公判

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 尼崎連続変死事件で、角田美代子元被告=自殺時(64)=の次男、角田優太郎被告(28)の裁判員裁判第20回公判が21日、神戸地裁であった。マンションの物置で亡くなった仲島茉莉子さん=死亡時(26)=に対する殺人・監禁事件などの審理で、茉莉子さんの妹、角田瑠衣被告(29)が証言。前回に続き当時の状況を振り返った。

 茉莉子さんは角田家から2回逃亡していたため「虐待を受けた人の中でも、美代子の怒りが一番きつく、何を言っても許してもらえそうになかった」と証言。一緒に沖縄へ逃げた夫仲島康司被告(45)は「角田家のためなら死ねます」と忠誠を誓って許されたが、茉莉子さんは、元被告の意に沿うようなことを言っても聞き入れられず「うそをつくな」と拷問のような暴行を受けたという。耐えきれず「よう死ねません」と言い直すと、元被告の怒りは増幅したという。

 体のあちこちを強力な洗濯挟みで挟み、痛がる茉莉子さんを見せしめにした時には「皆がふざけている雰囲気で、優太郎も笑っていた」と話した。

2015/1/21
 

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