連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

尼崎連続変死事件公判

  • 印刷

 尼崎連続変死事件で、角田美代子元被告=自殺時(64)=の義理の娘瑠衣被告(30)に対する裁判員裁判第15回公判が25日、神戸地裁で開かれた。ベランダ物置に監禁されて死亡し、岡山県の海で遺体が見つかった橋本次郎さん=死亡時(53)=事件の審理があり、被告人質問で証言台に立った同被告は、次郎さんの監禁が始まった状況について「元被告は本気で殺すつもりと思った」と明かした。

 同被告は逮捕監禁や殺人などの罪に問われている。元被告の当時の考えについて検察側に問われると「物置に仮置き(監禁)する間にどう殺すかを考え、家族からメンバーを選んで実行させると思った」と淡々と述べた。

 一方、次郎さんに対する丸太などを使った緊縛、飲食制限など、元被告らによる行為の危険性について弁護側が問うと、「痩せている状況ではなく、死ぬとは思わなかった」と答えた。

 同被告は当時の角田家の雰囲気にも触れ、「(私以外は)何事ももめ事に発展させる元被告に気持ちがついて行かず、しんどくなっている感じだった」と振り返った。

【一問一答】「優太郎が美代子の陰口を言っていた」瑠衣被告一問一答

【特集】尼崎連続変死事件公判

2015/11/25
 

天気(9月8日)

  • 33℃
  • 28℃
  • 40%

  • 33℃
  • 25℃
  • 50%

  • 34℃
  • 28℃
  • 20%

  • 34℃
  • 27℃
  • 40%

お知らせ