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尼崎連続変死事件公判

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 尼崎連続変死事件で、角田美代子元被告=自殺時(64)=の親族3人の公判が5月13日から始まるのを前に、裁判員の選任手続きが30日、神戸地裁であり、裁判員6人と補充裁判員4人が選ばれた。判決までの選任期間は140日間とみられ、過去最長の裁判員裁判となる見込み。

 3人は、元被告の義妹角田三枝子被告(62)▽内縁の夫鄭頼太郎被告(65)▽長男角田健太郎被告(32)-で、3件の殺人罪などに問われている。これまで選任期間の最長は元被告の次男角田優太郎受刑者(28)=懲役17年が確定=の公判の132日間だった。

 地裁は当初、370人を候補者に選んだが、辞退希望が相次ぎ、この日出席したのは56人。出席率15%は全国平均32%を大きく下回った。裁判員に選ばれなかった神戸市北区の男性会社員(54)は「仕事の段取りをつける必要があり、選ばれず正直ほっとした」と話した。

 3人の公判は7月31日の結審まで計27回開かれる予定。地裁の説明を受けた候補者によると、判決は9月16日とみられる。

2015/4/30
 

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