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尼崎連続変死事件公判

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 尼崎連続変死事件で、角田美代子元被告=自殺時(64)=の次男優太郎被告(28)の裁判員裁判第24回公判が29日、神戸地裁であった。2008年にマンションのベランダ物置で亡くなった安藤みつゑさん=死亡時(67)=に対する監禁罪、仲島茉莉子さん=同(26)=に対する監禁・殺人罪の審理があり、被告人質問があった。

 弁護側の質問で、優太郎被告は、美代子元被告らに茉莉子さんへの虐待をやめるよう言わなかった理由について「止められないと思った。茉莉子さんがどうなってもいいと思っていた訳ではない」と強調。「今思えば、身勝手な考えだったと思う」と振り返った。

 検察側の質問では、連日虐待を受けていた茉莉子さんのことを警察に通報しなかった理由などを問いただされ、優太郎被告が「美代子の復讐が怖くてできなかった」と涙する場面もあった。

 この日の被告人質問が長引いたため、中間論告・弁論は30日に延期された。

【特集】尼崎連続変死事件公判

2015/1/29
 

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