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尼崎連続変死事件公判

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 尼崎連続変死事件で、角田美代子元被告=自殺時(64)=の義理の娘瑠衣被告(30)の裁判員裁判第5回公判が22日、神戸地裁で開かれた。2007年12月に逃亡先の和歌山県から尼崎市に連れ戻された母、皆吉初代さん=死亡時(59)=に対する加害目的略取罪の審理で、最後の被告人質問があった。

 弁護側は、初代さんを連れ戻す前、美代子元被告に加害目的がなかったのか尋ねると、瑠衣被告は「(そんな風に)見えなかった」と供述。尼崎で元被告に加えて、瑠衣被告も暴力をふるったことについては「傷害罪と言われるとその通りだが、初めから危害を加える目的、とされるのは違う」と主張した。

 裁判員も元被告の加害目的の有無について質問。瑠衣被告は「久しぶりに会いに行くということで、(元被告は)わくわくしているように見えた。今後を予想すれば(初代さんが)ひどい状態になると思ったけど、元被告自身はそう考えていなかったと思う」と述べた。

2015/10/22
 

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