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尼崎連続変死事件公判

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 尼崎連続変死事件で、角田美代子元被告=自殺時(64)=の義理の娘瑠衣被告(30)の裁判員裁判初公判が14日、神戸地裁(佐茂剛裁判長)で開かれ、瑠衣被告は起訴された九つの罪の大半で起訴内容を否認した。冒頭陳述で検察側は「被告は元被告の影響から主張を正当化しており、犯罪成立の否定にはならない」とし、弁護側は「強烈な個性を持つ元被告が起こした犯罪」と主張した。

 元被告と親族7人らが起訴された一連の事件で、一審では最後の裁判。瑠衣被告は五つの事件で、殺人や加害目的略取など計九つの罪に問われている。裁判員の選任期間は138日間になる見通しで、判決は来年2月12日を予定している。

 起訴状などによると、瑠衣被告は元被告らと共謀し、2005~11年、角田久芳さん=死亡時(51)=を沖縄県の崖から転落死させ、姉の仲島茉莉子さん=同(26)=を尼崎市のマンションベランダの物置に監禁し、虐待を加えて殺害。橋本次郎さん=同(53)=を虐待によって死亡させ、岡山県の海に投棄したとされている。

 罪状認否で、弁護側は3件の殺人罪について殺意を否定。元被告が主導的な立場で、共謀の有無を争うとした。続く事件全体の冒頭陳述では、執念深いとされる元被告の性格などを挙げ「(瑠衣被告らは)黒子のように従うだけだった」と訴えた。

 検察側は瑠衣被告について「元被告を良き理解者として心酔していた」と述べ、全事件での積極的な関与を主張した。

 瑠衣被告は、弁護側の被告人質問で「元被告のひどい面を認めようとしてこなかった。私も悪いところがあった」と話した。

2015/10/14

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