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尼崎連続変死事件公判

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 尼崎連続変死事件で、角田美代子元被告=自殺時(64)=の義理の娘瑠衣被告(30)の裁判員裁判第8回公判が4日、神戸地裁であった。2008年に尼崎市のマンションベランダの物置で相次いで死亡した仲島茉莉子さん=死亡時(26)、安藤みつゑさん=同(67)=両事件の審理で、茉莉子さんの夫仲島康司受刑者(45)が証人出廷し、瑠衣被告が監禁と殺人罪に問われた茉莉子さん事件を中心に尋問があった。

 康司受刑者は08年7月、逃亡先の沖縄から茉莉子さんとともに尼崎のマンションに連れ戻された。連れ戻した人に対する元被告の虐待について、同受刑者は「元被告の機嫌次第だと思った」と弁護側に証言。同じ趣旨で聞いた検察側には「茉莉子さんももちろん、虐待されると思った」と述べた。

 茉莉子さん監禁中の瑠衣被告の役割については「食事を出したぐらい」と証言。弁護側の「茉莉子さんへの暴行を見た瑠衣被告が『ざまあ見ろ』と思うように見えたか」との質問には「なかった」と答えた。

2015/11/4
 

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