連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

尼崎連続変死事件公判

  • 印刷

 尼崎連続変死事件で、角田美代子元被告=自殺時(64)=の義妹の三枝子被告(62)ら親族3人に対する裁判員裁判の第4回公判が20日、神戸地裁で開かれた。2005年に沖縄で転落死した角田久芳さん=当時(51)=に対する殺人、詐欺罪の審理で、三枝子被告への被告人質問があった。

 検察側の質問では、久芳さんが当初、元被告から交通事故を装った自殺を何度も促されながら実行できなかったことについて、三枝子被告は「当時は家計が苦しかった。(自殺)するなら早くしてほしいと思っていた」と当時の心境を語った。また、三枝子被告が当時の日記で「根性なし」と記載していたことも指摘された。

 一方、久芳さんに自殺の意思があったかについては、弁護側の質問に「(断れなかったのではなく)断らなかったと思う。私や久芳君には、家族のためなら命を捨てる覚悟ができていた」と述べ、久芳さんの死亡後に得た保険金について「借金の返済に充てた」と答えた。

【特集】尼崎連続変死事件公判

2015/5/20
 

天気(9月8日)

  • 33℃
  • 28℃
  • 40%

  • 33℃
  • 25℃
  • 50%

  • 34℃
  • 28℃
  • 20%

  • 34℃
  • 27℃
  • 40%

お知らせ