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尼崎連続変死事件公判

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 尼崎連続変死事件で、角田美代子元被告=自殺時(64)=の義理のいとこ、李正則被告(41)の裁判員裁判第11回公判が11日、神戸地裁であった。2008年12月、マンションベランダ物置で亡くなった仲島茉莉子さん=死亡時(26)=に対する監禁、殺人罪などの審理で、元被告の養子で長男の角田健太郎被告(33)らの証人尋問があった。

 健太郎被告によると、李被告が共同生活に加わった02年ごろ以降、角田家で暴行やクレームの場面が増え、その多くは李被告が元被告の指示を引き受けていたという。健太郎被告は「正則は美代子に忠実で、誰かを虐待する場面では美代子の右腕のような存在だった」と振り返り「暴行の流れで殴るのを楽しんでいるように見えることもあった」とした。

 茉莉子さんについては「亡くなる1週間ほど前、物置で美代子と正則が茉莉子さんを蹴り倒し、顔を2、3回踏みつけていた。数日後、寝たきり状態になり、このまま死ぬんじゃないかと思った」と証言した。

「李被告かわいそうな立場だった」健太郎被告一問一答

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【特集】尼崎連続変死事件公判

2015/9/11
 

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