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尼崎連続変死事件公判

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 尼崎連続変死事件で、角田美代子元被告=自殺時(64)=の親族3人にそれぞれ懲役21年を言い渡した神戸地裁判決を受け、仲島茉莉子さん=死亡時(26)=の父親(63)が16日、代理人の弁護士を通じてコメントを出した。全文は以下の通り。

 「本日、神戸地方裁判所において、角田三枝子、角田健太郎、東こと鄭頼太郎各被告に対する判決が下されました。

 判決では、一連の事件はあくまでも角田美代子の犯行であり、被告らには美代子に従属した立場としての責任しかないと捉えられているようです。しかし、被告らが美代子の手足となって、多くの人の命を奪ったことの責任は重く、美代子の罪に匹敵するはずです。あまりにもひどい虐待の末に命を奪われた娘と妻の苦しみや恐怖、悔しさを思うと、被告らには極刑が下されてもおかしくはなく、懲役21年という刑で償えるとは思えません。今回起訴されたいずれの犯行も3被告の関与がなければなしえなかったものであり、各被告1人1人の責任に、もっと目を向けてほしかったと思います。

 私自身は、決して被告らを許すことはできません。

 被告らには、主犯格である美代子亡き今、生存している被告らが美代子の分まで罪を償うべきことを心に留め、刑に服してもらいたいと思います」

2015/9/16
 

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