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尼崎連続変死事件公判

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 尼崎連続変死事件で、角田美代子元被告=自殺時(64)=の義理のいとこ、李正則被告(41)の裁判員裁判の論告求刑公判が8日、神戸地裁であり、検察側は無期懲役を求刑した。

 同被告は五つの事件で、3件の殺人と1件の傷害致死など計10の罪に問われており、審理では、弁護側が殺意や元被告との共謀の有無など大半の起訴内容で争う姿勢を示している。

 検察側は最終論告で「各事件でなくてはならない重要な役割を果たし、元被告に次ぐ重い責任がある」と指摘した。

 午後から弁護側の最終弁論がある。

 起訴状などによると、李被告は元被告らと共謀して、2005年から11年にかけて、角田久芳さん=死亡時(51)=を沖縄県の崖から飛び降りさせて殺害。仲島茉莉子さん=同(26)=を尼崎市のマンションベランダの物置に監禁して虐待や暴行を加えて死なせたほか、橋本次郎さん=同(53)=を殺害し、遺体を岡山県の海に投棄したとされる。

2015/10/8
 

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