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尼崎連続変死事件公判

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 尼崎連続変死事件で、仲島康司被告(45)の裁判員裁判第6回公判が10日、神戸地裁で開かれた。2008年12月、マンションの物置で亡くなった妻の茉莉子さん=死亡時(26)=への殺人・監禁罪などの審理で弁護側の被告人質問があった。

 2人は角田美代子元被告=自殺時(64)=の元から逃亡後に連れ戻され、同7月ごろから物置で虐待された。

 2人は当初、元被告に隠れて励まし合っていたが、激しい虐待を受けるうちに逃亡中の言動を暴露し合ったり、元被告にあおられて殴り合ったりするようになったという。康司被告は「茉莉子は、逃亡中にかくまってくれた友人一家のことを美代子に告げ口し、悪口まで言いだした。許せなかった」と述べた。

 同9月ごろ康司被告は元被告から許されたが、物置に残った茉莉子さんに対し無関心を貫いたといい、「茉莉子が絡んで(自分が)虐待されることが多く、亡くなった時は正直ほっとした。かわいそうという気持ちはなかった」と振り返った。

【被告人質問の詳報】

【特集】尼崎連続変死事件公判

2015/2/10
 

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