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尼崎連続変死事件公判

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 尼崎連続変死事件で、角田美代子元被告=自殺時(64)=の義理の娘瑠衣被告(30)の裁判員裁判第4回公判が21日、神戸地裁で開かれた。2007年12月に逃亡先の和歌山県から尼崎市に連れ戻された母、皆吉初代さん=死亡時(59)=に対する加害目的略取罪の審理で、被告人質問があった。

 初代さんとの親子関係は、元被告らが03年に高松市の実家に乗り込んできて、一気に悪化したという。「母親が元被告に『いらない子です』と言った。母親と距離があると感じていたのですっきりした」と振り返る一方、「今思うと、元被告が言わせていた」と話した。

 初代さんが死亡前、救急搬送され、警察に疑われた際の対応については「こけて頭を打ったとか、うそを積み重ねた」と答えた。

 この日は証人尋問もあり、元被告の養子で長男健太郎被告(33)=控訴中=が出廷。初代さんがいる和歌山に行った理由について「(高松の)虐待を知っている人なら、連れ戻しが目的と分かったと思う」と証言した。

【特集】尼崎連続変死事件公判

2015/10/21
 

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