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尼崎連続変死事件公判

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 尼崎連続変死事件で、殺人罪などに問われた角田優太郎被告(27)の裁判員裁判第8回公判が4日、神戸地裁で開かれた。2005年に沖縄で転落死した角田久芳さん=当時(51)=事件の被告人質問が始まり、優太郎被告は戸籍上の母、角田美代子元被告=自殺当時(64)=について「いったん暴力が始まると、エスカレートして収まらなくなる。嫌いだったし、怖かった」と述べた。

 優太郎被告が6、7歳の頃、元被告の義妹三枝子被告(61)が実の母と告げられ「どっちを母親にするか」と元被告から迫られたという。「びっくりして『うそや』と言って泣きました。もし三枝子を選んだら美代子が怒ると思い、美代子でいいと答えた」

 その頃から、ささいなことで暴行や3日間の絶食などの虐待を受け、「家族が一番大事」という元被告の方針で小中学校には通わなかったという。当時最も仲が良かったのは久芳さんといい、「野球や映画などを教えてもらった。年は30歳ぐらい離れていたが、友達のような人だった」と話した。

2014/12/4
 

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