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尼崎連続変死事件公判

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 尼崎連続変死事件で、角田美代子元被告=自殺時(64)=の義理のいとこ、李正則被告(41)の裁判員裁判第17回公判が7日、神戸地裁であった。事件全体を通じた最後の被告人質問や遺族の意見陳述などがあった。

 角田家について李被告は「誰も信じられない、異常な世界だった」と振り返った。公判を通じて聞いた他の被告の供述などの感想を問われ、「美代子が言っていたとおり、何かあれば私のせいにしていて、はめられていると思った」と話した。

 心境の変化にも触れ、逮捕時は「美代子に言われたことをやっただけ。取り込まれた側だったのになんでと思っていた」とし、「今は本当に愚かだったと思う」と述べた。

 被害者の仲島茉莉子さん=死亡時(26)=の父で皆吉初代さん=同(59)=の元夫が出廷して意見陳述し、「野球に打ち込む高校生の被告を応援していた私たちを裏切り、極悪非道な扱いをした。怒りで体が震える」と声を詰まらせた。

李被告一問一答

【特集】尼崎連続変死事件公判

2015/10/7
 

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