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尼崎連続変死事件公判

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 2件の殺人罪などに問われた仲島康司被告(45)の裁判員裁判第5回公判が6日、神戸地裁であった。2008年にマンションベランダの物置で監禁、殺害されたとされる妻茉莉子さん=死亡時(26)=事件などが審理され、弁護側の被告人質問で、仲島被告は茉莉子さんと物置に閉じ込められる直前に2人で逃亡した状況を語った。

 仲島被告の証言によると、06年に角田美代子元被告=自殺時(64)=と同居を始めたころは気に入られていたが、虐待対象の親族に同情的な態度を取ったことが原因で、虐待を受けるようになった。

 08年6月、茉莉子さんと夫婦の今後について話すよう命じられ、尼崎市のマンション近くの公園に行かされた。そのまま野宿しながら2人で逃亡。神戸、姫路のほか、友人を頼って東京や沖縄にも向かったという。

 しかし沖縄で元被告らに見つかり、人前で激しく怒鳴られ、茉莉子さんは下着を引きちぎられたという。仲島被告は「やっぱりこの人からは逃げられないんだなと絶望的な気持ちになった」と振り返った。

仲島被告と弁護人の主なやり取りはこちら

【特集】尼崎連続変死事件公判

2015/2/6
 

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