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尼崎連続変死事件公判

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 尼崎連続変死事件で、角田美代子元被告=自殺時(64)=の親族3人の裁判員裁判第5回公判が21日、神戸地裁であった。2005年、沖縄で崖から転落死した角田久芳さん=当時(51)=の事件について、元被告の養子で長男の健太郎被告(33)らの被告人質問があった。

 健太郎被告は、転落前日に久芳さんから「明日逝くから」と言われ「大丈夫? ごめんな」と声を掛けたと供述。「転落直後は崖下をのぞいて久芳さんの名を叫んだ。自殺だと保険金が出ないので、警察には、写真撮影中に誤って落ちたと説明した」と話した。

 元被告の内縁の夫、鄭頼太郎被告(65)への質問もあり、「なぜ沖縄に行くのか理由を教えてもらえず、皆で崖の下見に行った際は私が死なないといけないのかと気が気でなかった」「久芳も死ぬのは嫌だったろうが、美代子から言われて仕方なくだったと思う」と話した。

【詳報】健太郎被告「自殺してもらわな困るなと」

【詳報】頼太郎被告「自分が死ぬかもしれない」

2015/5/21
 

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