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尼崎連続変死事件公判

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 尼崎連続変死事件で、2件の殺人罪など六つの罪に問われた仲島康司被告(45)の裁判員裁判第8回公判が13日、神戸地裁で開かれた。2008年、マンションベランダの物置で亡くなった妻茉莉子さん=死亡時(26)=に対する殺人・監禁罪と、安藤みつゑさん=同(67)=に対する監禁罪の審理で、中間論告・弁論があった。

 検察側は、二つの事件について、角田美代子元被告=自殺時(64)=が「親族の物理的、心理的な援助を得て初めて実行できた」と主張。康司被告も、入浴が許されなかった茉莉子さんの体を公園で洗うのに同行するなど「必要不可欠な役割を果たした」と述べた。

 弁護側は「美代子元被告の犯行を手助けしただけで、康司被告の行為は他人の行動の自由や命を奪うことに直接つながらない」として、いずれもほう助罪にとどまると主張。康司被告も物置に入っていた時期は「どちらかと言えば被害者の立場で、監禁のほう助罪も成立しない」とした。

2015/2/13
 

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