連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

尼崎連続変死事件公判

  • 印刷

 尼崎連続変死事件で、殺人罪などに問われた角田優太郎被告(27)の裁判員裁判第9回公判が5日、神戸地裁で開かれた。2005年に沖縄県で転落死した角田久芳さん=当時(51)=事件で、検察側の被告人質問があり、転落死を止められなかったのは、母美代子元被告=自殺当時(64)=の影響だと強調した。

 4日の公判で優太郎被告は「久芳が死ぬ沖縄に行くのは最悪な気分だった」と供述したが、検察側は宿泊先で笑いながら妻瑠衣被告(29)を肩車したり、下着姿で兄健太郎被告(32)とじゃれ合ったりする写真を提示。優太郎被告は「楽しそうに笑わないと怒られた」と、元被告の指示だったと述べた。

 男性裁判員が「沖縄に行く前、なぜ警察に言わなかったのか」と質問。優太郎被告は「事件にならなかった場合、後で美代子に怒られるというすごい恐怖感があった」とした。女性裁判員が「長い間、久芳さんは(虐待で)けがをしていたが、おかしいと思わなかったのか」と尋ねると、「気付かなかった」と話した。

2014/12/6
 

天気(9月8日)

  • 33℃
  • 28℃
  • 40%

  • 33℃
  • 25℃
  • 50%

  • 34℃
  • 28℃
  • 20%

  • 34℃
  • 27℃
  • 40%

お知らせ