連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

尼崎連続変死事件公判

  • 印刷

 尼崎連続変死事件で、仲島康司被告(45)の裁判員裁判第9回公判が18日、神戸地裁であった。岡山県の海中からドラム缶に入った遺体で見つかった橋本次郎さん=死亡時(53)=に対する殺人、逮捕監禁、死体遺棄罪の審理が始まった。

 この事件では、康司被告は起訴内容を認めている。検察側によると、2011年7月、次郎さんが角田家で生活していた少女=当時(12)=にいたずらしたことに、角田美代子元被告=自殺時(64)=が激怒。次郎さんをベランダの物置に入れて手足を縛り付けた上、殴る蹴るの暴行や絶飲食により2日後に死亡させたとしている。

 冒頭陳述で、検察側は康司被告について「元被告の怒りの激しさや過去の虐待から、次郎さんが死ぬかもしれないと認識したが、元被告の指示に従った」と主張。弁護側は「次郎さんに情をかけると自分も虐待される恐れがあった。虐待当初は死ぬとは思っていなかった」とした。

【特集】尼崎連続変死事件公判

2015/2/18
 

天気(9月8日)

  • 33℃
  • 28℃
  • 40%

  • 33℃
  • 25℃
  • 50%

  • 34℃
  • 28℃
  • 20%

  • 34℃
  • 27℃
  • 40%

お知らせ