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尼崎連続変死事件公判

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 尼崎連続変死事件で、仲島康司被告(45)の裁判員裁判第11回公判が20日、神戸地裁であった。2011年7月、マンションベランダの物置で死亡した橋本次郎さん=当時(53)=に対する殺人罪などの審理で、検察官が次郎さんの姉の意見陳述書を代読した。

 次郎さんの姉も、角田美代子元被告=自殺時(64)=から虐待された経験があるという。姉は、康司被告に対し「美代子を止めることはできなくても、逃げることはできたはず。逃げないのは美代子に賛成したのと同じこと」と指摘。「事件は美代子一人ではできなかったこと。全てを美代子のせいにするのではなく、自分の罪を自覚してください」と訴えた。

 前日に続いて被告人質問もあり、李正則被告(40)と協力して「次郎さんを縛った」とする康司被告の供述について、男性の裁判員が「なぜあなたたちが担当したのか」と質問。康司被告は「美代子は(息子ら)身内に汚れ仕事をさせなかった」と答えた。

2015/2/20
 

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