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尼崎連続変死事件公判

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 2件の殺人罪などに問われた仲島康司被告(45)の裁判員裁判第4回公判も5日、神戸地裁であった。2008年にマンションベランダの物置で亡くなった妻茉莉子さん=死亡時(26)=に対する監禁・殺人罪などを審理。角田美代子元被告=自殺時(64)=の長男健太郎被告(32)らが証人として出廷した。

 検察側の尋問で健太郎被告は、元被告がけしかけて仲島被告と茉莉子さんが暴行し合っていたと言及。「茉莉子さんへの暴力が一番激しかったのは(元被告らよりも)康司だった」と述べた。

 一方、弁護側の尋問では、食事・睡眠制限などの虐待は、仲島被告も茉莉子さんと同様に物置で受けていたと指摘。「それまでに角田家の他のメンバーが受けた虐待よりも過酷だった」とした。

 また、茉莉子さんの妹角田瑠衣被告(29)も証人出廷。仲島被告に対して「事件に巻き込んでしまい申し訳ない。とにかく謝りたい」と述べ、仲島被告が涙ぐむ場面もあった。

 検察官と健太郎被告の主なやり取りはこちら

【特集】尼崎連続変死事件公判

2015/2/5
 

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