連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

尼崎連続変死事件公判

  • 印刷

 尼崎連続変死事件で、角田美代子元被告=自殺時(64)=の親族3人の裁判員裁判第23回公判が22日、神戸地裁で開かれた。岡山県の海から遺体で見つかった橋本次郎さん=死亡時(53)=に対する逮捕監禁、殺人、死体遺棄罪の審理があり、元被告の義妹、三枝子被告(62)の被告人質問があった。

 三枝子被告は、角田家の住人とトラブルを起こした次郎さんについて、元被告が「いつもより怒っていると思った」とする一方、物置に入れられた後の処遇については「許してもらえることが当然で、どうなるかをあらためて考えなかった」と発言。物置から出されることなく死亡する可能性を認識していなかったとした。

 元被告が2011年11月に逮捕された後、家族会議で次郎さんの遺体の処理を話し合った際には、三枝子被告が元被告の長男、健太郎被告(33)らをかばうために、元被告の内縁の夫、鄭頼太郎被告(65)に「一人で(罪を)かぶってな」と話し、鄭被告が「分かってる」と応じたことも明かした。

2015/7/22
 

天気(9月8日)

  • 33℃
  • ---℃
  • 40%

  • 33℃
  • ---℃
  • 50%

  • 34℃
  • ---℃
  • 20%

  • 34℃
  • ---℃
  • 40%

お知らせ