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尼崎連続変死事件公判

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 尼崎連続変死事件の裁判員裁判で、角田美代子元被告=自殺時(64)=の義理のいとこ李正則被告(41)を無期懲役とした13日の判決後、8人の裁判員らが神戸地裁で会見した。主犯格とされる元被告の証言が聞けなかったことなどに触れ、宝塚市の60代男性は「元被告が生きてれば判決内容も変わっていたかもしれない」と語った。

 裁判員によると、判決文を聞く李被告は、表情をあまり変えることなく目を伏せたり、つぶったりしていたという。神戸市西区の50代の会社員男性は「(今後も)裁判長の言葉を思い返してほしい」と求めた。

 判決について西宮市の会社員男性(50)は「どこまで殺意があったかについて判断に難しい点はあったが、しっかりと評議することができた」と話した。

 一方、元被告がいない審理について、宝塚市の50代男性は「他の被告らがどういう立場にあったのか。(元被告に聞かないと)本当の所は分からない」と吐露。川西市の会社員男性(48)は「公判で聞いた事件の内容は、想像を絶することの連続だった。どうしてこんなことが起きたのか、元被告から話を聞いてみたかった」と語った。(鈴木雅之、有島弘記)

2015/11/13
 

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