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尼崎連続変死事件公判

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仲島茉莉子さん、安藤みつゑさん事件の経過
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仲島茉莉子さん、安藤みつゑさん事件の経過

 尼崎連続変死事件で、角田美代子元被告=自殺時(64)=の義妹三枝子被告(62)、長男健太郎被告(33)、内縁の夫鄭頼太郎被告(65)の裁判員裁判第12回公判が24日、神戸地裁であった。2008年、兵庫県尼崎市のマンションベランダ物置で相次いで死亡した仲島茉莉子さん=死亡時(26)、安藤みつゑさん=同(67)=事件の審理が始まった。

 3被告は茉莉子さんへの殺人罪で無罪を主張し、2人への監禁罪は無罪やほう助罪を主張。美代子元被告が虐待目的で監禁、暴行したこと自体に争いはなく、3被告に殺意や共謀があったかが争点。

 検察側は冒頭陳述で「茉莉子さんへの虐待は飲食、睡眠制限など基本的な生存条件を奪う危険なもので、3被告もそれを認識し加担した」とし「安藤さんについてもモニターで監視した」と述べた。

 弁護側は「元被告による虐待や茉莉子さんの衰弱状況はよく知らなかった」と反論。この日は茉莉子さんの夫仲島康司受刑者(45)が出廷し、茉莉子さんと逃亡し連れ戻された経緯などを振り返った。

仲島康司受刑者一問一答

【特集】尼崎連続変死事件公判

2015/6/24
 

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