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 阪神・淡路大震災を機に兵庫県で生まれたボランティア団体も、多くが広島市の被災者支援に関わっている。来年1月17日の震災20年を前に、広島市や丹波市などの土砂災害被災地とどうつながり教訓を共有するか、模索している。

 被災地NGO恊働センター(神戸市兵庫区)からは、広島市安佐北区出身のスタッフ頼政良太さん(26)らが現地入り。避難所で足湯ボランティアを実施し、被災者の声に耳を傾けている。

 避難者は公営住宅や民間の借り上げ住宅に移りつつあり、「被災者がどこにいるのか見えなくなる。その後の継続的な支援が課題」と頼政さん。「阪神・淡路と同じ孤独死などの問題が起きかねず、20年間の経験を伝えなければ」と話す。

 神戸市社協が16日に運行したボランティアバスには、人と防災未来センター(神戸市中央区)の展示解説ボランティア中林清さん(72)も参加。「地形が似た神戸は、明日はわが身。災害全般をテーマにした展示で広島の経験をしっかり伝えたい」と力を込めた。

 神戸・市民交流会(神戸市中央区)事務局長の山川泰宏さん(76)もボランティアとして汗を流した。毎年、神戸・三宮の東遊園地で開かれる「1・17のつどい」で竹灯籠を準備しており、「東日本大震災だけでなく、広島や丹波も含めて命のきずなを伝えていくことが必要」と語った。(高田康夫)

2014/9/20

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