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ハンドベルにあわせて黙とうする学生ら=西宮市上ケ原一番町
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ハンドベルにあわせて黙とうする学生ら=西宮市上ケ原一番町

 阪神・淡路大震災で学生15人と教職員ら8人が亡くなった関西学院大(兵庫県西宮市)で7日、メモリアル・チャペル(合同礼拝)があり、鐘の音とともに、学生ら約190人が鎮魂の祈りをささげた。

 関学大は建物が半壊するなど10億円規模の被災。一方で、学内のボランティア委員会には2500人を超える学生が参加し、避難所などで活動した。チャペルは犠牲者を悼み、震災の経験を伝えようと、毎年1月に行っている。

 会場のランバス記念礼拝堂には、神田健次・神学部教授(66)が登壇し、「ジェット機が落ちたような衝撃で、自宅は家具が倒れ、ガラスの海となった。余震が激しく、家族が車中で夜を明かした」と当時を振り返った。

 結成に携わったボランティア委員会に触れ、「深い悲しみの中で希望の印だった。私たち一人一人が生き方や社会のあり方を考えていきたい」とメッセージを送り、列席者はじっと耳を傾けた。

 関西学院ハンドベルクワイアにより、犠牲の学生数と同じ15回、鐘が鳴らされ、全員で黙とう。賛美歌の声を響かせた。

 ハンドベルを鳴らした文学部3年峰沙綾加さん(21)は明石市内で震災を経験。「20年がたち、学生の大半は震災の記憶を持たない。チャペルが遺族の慰めと、震災を知るきっかけになれば」と話した。

 法学研究科の研究員弘田忠史さん(35)は神戸市内の親戚宅に水や食料を運んだといい、「震災の区画整理などの勉強もしたが、今も震災の影響が残っていると感じる」と話した。

(田中真治、石川翠)

2015/1/7

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