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 兵庫県は、防災の国際的な行動計画「兵庫行動枠組」(2005~15年)に代わる新たな防災枠組の中に、県が阪神・淡路大震災後に掲げた「創造的復興」を盛り込むよう求めることが分かった。3月に仙台市で開かれる国連防災世界会議で提言する。

 創造的復興は、阪神・淡路大震災の後に兵庫県が提起。復興を単なる原状回復にとどめず、より豊かな社会を目指す理念として打ち出した。

 一方、神戸市で05年に開かれた同会議で採択された兵庫行動枠組は、(1)国や自治体が防災を政策の優先課題とする(2)災害リスクを知り、行動する(3)防災知識を高める-など、各国が取り組むべき五つの優先行動を明示している。

 県はこれに「創造的復興」を加えるよう提案。具体的には、復興プロセスへの住民参画▽地域コミュニティーの再構築▽住民の助け合いによる住宅再建制度の導入-など、阪神・淡路の経験と教訓を世界の防災に生かすよう11項目を例示し、実現を求める。

 井戸敏三知事は兵庫行動枠組について「国際的な評価は高い」とした上で、スマトラ沖地震(04年)で被害を受けた漁村の回復が遅れている点に触れ、「緊急対応や減災は広まったが、復興をどう実現するかという視点が欠けている」と指摘。創造的復興を世界の防災の「標準」とするよう求めていく。(木村信行)

2015/1/17

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