連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

記事特集

  • 印刷
5・31 長田区・大国公園
拡大
5・31 長田区・大国公園
5・43 須磨区・千歳公園
拡大
5・43 須磨区・千歳公園
5・46 東灘区・森公園
拡大
5・46 東灘区・森公園
5・51 西宮震災記念碑公園
拡大
5・51 西宮震災記念碑公園
6・01 長田区・日吉町ポケットパーク
拡大
6・01 長田区・日吉町ポケットパーク

■早朝

 4・13 西区・西神中央駅 神戸市営地下鉄西神・山手線で、東遊園地の追悼行事に参加する人たちを乗せた臨時便が出発。市民の働きかけで初めて運行された。

 5・00 三宮 ミント神戸など15社でつくる「三宮駅南・光のデッキ回廊委員会」が三宮で使い捨てカイロ千個を配布。

 5・10 灘区・琵琶町公園 琵琶町自治会の役員らにより、慰霊碑の前にろうそくがともされ、「あの刻(とき)を忘れない」の文字が浮かび上がった。今回で自治会主催の慰霊祭は一区切り。「やめるわけではないが、これからは安全で安心なより良いまちづくりへ前進していきたい」と石橋幸次自治会長(65)。

 5・30 兵庫区・川池公園 「1・17希望の灯(あか)り」から分灯されたランタンが、犠牲者104人の慰霊碑に。「バケツリレーで消火しようとしたが、どうすることもできなかった」と、川池地区防災福祉コミュニティの釈宏至委員長(48)は一帯を襲った火災を振り返る。

 5・31 長田区・大国公園 42人が犠牲になった野田北部地区。約100人の近隣住民が、ろうそくに手を合わせる。長屋の自宅が全壊した遠藤しげこさん(79)=同区長楽町2=は「避難所で1カ月ほど過ごし、足を伸ばして眠れるありがたさが身に染みた」。

 5・35 長田区・神戸の壁跡の復興住宅 亡くなった17人の名前を書いた灯籠に、三宮・東遊園地から分灯した火をともす。遺族らがピンクのカーネーションを供える。

 5・40 須磨区・千歳公園 約160個のキャンドルが「1・17 ちとせ」の文字を浮かび上がらせる。住民ら約70人が犠牲者の冥福を祈った。千歳地区連合自治会長の埴岡秀行さん(76)は「震災前からの住民は3割を切った。震災の記憶を伝えていくことが追悼と防災につながる」と力を込めた。

 5・40 中央区・ビーナスブリッジ トランペット奏者が「ふるさと」などを演奏。希望の鐘を合図に、参加者が黙とうをささげた。

 5・40 有馬・温泉寺 境内を満たす冷たい空気を、鐘の音が震わす。観光協会関係者約30人が鎮魂の法要に集まった。

■5・46

 中央区・兵庫県庁 防災服姿の井戸敏三知事と県幹部職員ら約30人が2号館13階展望園で、神戸市街の夜景に向かい黙とう。

 垂水区・復興公営住宅「ベルデ名谷」 追悼式は今回が最後。約120人が焼香した。

 長田区・御蔵北公園 僧侶10人が読経し、御菅地区の火災などで犠牲になった128人の名前を読み上げる声が静かに流れる。20年前、ボランティアとして物資の運搬などを手伝った島根県益田市の高校教諭原克美さん(41)は、十数年ぶりに当時の仲間と再会。「自分の地元を大事にしなきゃという思いが強くなった」

 灘区・六甲道南公園 花に囲まれた慰霊碑の前で、住民ら約70人が静かに手を合わせる。近くの上野明子さん(77)は義母すゞゑさんを亡くし、夫貞冶(さだや)さん(85)と自分はがれきの中から救出された。「民謡が好きで、明るく優しい義母だった。20年は長いようで短い。主人とは前を向いて生きていこう、といつも言っています」とうなずいた。

 東灘区・森公園 100人以上が参列し、黙とう。風が吹き抜け、大木の葉すれの音が静けさの中に響く。長男亮(たすく)君(14)と訪れた加賀翠(みどり)さん(59)は長女桜子さん=当時6歳=を亡くした。「昨日、幼稚園の同級生が3カ月の子どもを連れて来てくれた。桜子が好きだったピンク色の花も持って。生きていたら、こんなに大きくなっていたのかな」

 淡路市・北淡震災記念公園 遺族ら約250人が「アメージング・グレース」を合唱。指揮した淡路市出身の藤岡まゆみさん(38)=西宮市=は「この20年間、被災地を支援してくれた人たちへの感謝の気持ちを込めた」と語った。

 芦屋市・津知町 津知公園の石碑前に次々と花が手向けられる。町内の全半壊率は93%に上り、56人が犠牲になった。町内のアパートで7歳の長男、5歳の長女を亡くした米津勝之さん(54)は昨年12月、長男が通った小学校で講演した。「20年という時の長さを感じる。今の子どもたちにとっては歴史の一ページ。でも伝えなければ。あきらめてはいけない」と誓った。

 宝塚市・末広中央公園 キャンドルの炎が揺らめく「祈りのともしび」。「平和の鐘」が鳴らされると、輪になった約300人が黙とうをささげた。クロマチックハーモニカを演奏した南里沙さん(27)は神戸の祖母宅が全壊。「まちの復興には人間の強さを感じるが、目に見えない心の復興はこれから。音楽で手助けしたい」

 西宮震災記念碑公園 約500人が集い、黙とう。「追悼之碑」の前には白いカーネーションが積み重なっていく。

2015/1/18

天気(11月29日)

  • 15℃
  • 9℃
  • 20%

  • 13℃
  • 7℃
  • 50%

  • 16℃
  • 9℃
  • 10%

  • 15℃
  • 8℃
  • 20%

お知らせ