連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

記事特集

  • 印刷
震災体験を語るパネラーの(左から)榛名由梨さん、志方京三さん、西垣嘉夫さん=宝塚ソリオホール
拡大
震災体験を語るパネラーの(左から)榛名由梨さん、志方京三さん、西垣嘉夫さん=宝塚ソリオホール

 阪神・淡路大震災から20年を前に、シンポジウム「宝塚・語りつぐ震災」が9日、兵庫県宝塚市栄町2のソリオホールで開かれた。宝塚市などの主催で約280人が参加。被災経験を教訓とし、災害に強いまちづくりに向けて、意見が交わされた。

 市政策アドバイザーの室崎益輝・神戸大名誉教授(70)は基調講演で、「まちづくりのひずみを震災が気付かせた」と、ハード面に偏った国土開発や都市政策の問題点を指摘。住民、行政、事業所、NPOの四者が対等にスクラムを組むことが減災には必要だとし、「復興はエンドレス。20年は復興の再出発だと思っている」と強調した。

 パネルディスカッションでは、元タカラジェンヌ榛名由梨さん(69)が、神戸での舞台が打ち切りになる中、「できることをやらなくては」という思いから、母校に被災児童の受け入れを打診した思い出などを語った。

 コープデイズ芦屋の店長だった志方京三さん(66)は、食料などを無料で配布した際、被災者が整然と分け合う姿やボランティアの支援を振り返り、「人の優しさを教えられた」と述べた。

 芦屋市技監として出向していた元淡路県民局長の西垣嘉夫さん(69)も復興事業に携わった体験を踏まえ、「制度や整備に限界はある。活用にはソフト政策が必要」とし、地域の防災マップづくりなど現在の活動を紹介した。

 震災時は被災家屋の応急判定に奔走したという吉田知義さん(73)=宝塚市=は「避難訓練だけでなく、地域で災害予防に力を入れなくては」と話した。(田中真治)

2015/1/10

天気(7月12日)

  • 28℃
  • 24℃
  • 30%

  • 26℃
  • 22℃
  • 40%

  • 27℃
  • 23℃
  • 40%

  • 27℃
  • 23℃
  • 30%

お知らせ