教育

理科の散歩道

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イラスト 加古川西高校2年 澁谷波奈
イラスト 加古川西高校2年 澁谷波奈

 明治時代、養蚕業は日本の近代化を支えました。そのため、富岡製糸場と絹産業遺産群は2014年、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録されました。

 養蚕業は、カイコを飼い、繭から生糸を生産し、絹織物を作ります。繭糸は、フィブロインとセリシンという二つの絹タンパク質でできています。タンパク質を作るアミノ酸がβシート構造という形をとって結合することで、特有の光沢を持つ繊維になります。養蚕業が盛んになったのは明治時代。1930年の繭生産量は年間約40万トンと世界の生産量の70%を占めました。現在も群馬、福島、栃木県などで続いています。

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2020/12/13
 

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