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理科の散歩道

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六甲山麓で観察されたシイノトモシビタケ。右が昼、左が夜の様子(筆者撮影)
六甲山麓で観察されたシイノトモシビタケ。右が昼、左が夜の様子(筆者撮影)

 発光する生物と言えばホタルやホタルイカを思い浮かべますが、シイノトモシビタケはご存じでしょうか。名前からも分かるようにスダジイの枯れ木に群生することが多く、漢字で書くと「椎の灯火茸」になります。正式な学名はMycena lux-coeli(天国の光のキノコ)と言います。

 今年は6月下旬ごろに六甲山麓で観察され、一度消滅したものの7月中旬の長雨で再度観察されました。昼間に見ると傘の大きさが2センチ程度の淡紫褐色の普通の小さなキノコなのですが、日没後に光り始めて、幻想的な雰囲気になります。

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2022/9/4
 

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