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山口組分裂騒動

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会津小鉄会から絶縁された幹部や山口組最高幹部らが集まった組事務所周辺では、広範囲で車両の通行が規制された=7日午前9時5分、京都市伏見区深草西浦町
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会津小鉄会から絶縁された幹部や山口組最高幹部らが集まった組事務所周辺では、広範囲で車両の通行が規制された=7日午前9時5分、京都市伏見区深草西浦町
会津小鉄会から絶縁された幹部や山口組最高幹部らが集まった建物周辺で警戒する京都府警の警察官ら=7日午前、京都市伏見区深草西浦町
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会津小鉄会から絶縁された幹部や山口組最高幹部らが集まった建物周辺で警戒する京都府警の警察官ら=7日午前、京都市伏見区深草西浦町

 京都市を拠点とする指定暴力団会津小鉄会の内紛騒動で、指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)と親密なグループが7日午前、新組織発足に向けた会合を開いたとみられることが、捜査関係者への取材で分かった。同会の分裂はほぼ決定的となった。

 背景には2015年8月に決裂した山口組、神戸山口組(本拠地・淡路市)との関係を巡る路線対立があるとされ、兵庫県警は両団体の緊張関係が高まる恐れもあるとみて警戒を強める。

 捜査関係者らによると、会津小鉄会はもともと山口組と親密な関係だったが、同会6代目の馬場美次会長は山口組分裂後、神戸側に接近。馬場会長が昨年、京都地裁であった詐欺事件の公判で引退を表明したのを機に、後継人事を巡る内部対立が先鋭化したという。

 新組織を発足させるのは、馬場会長に絶縁されたとされる幹部ら。京都市伏見区の関係先であったこの日の会合には、山口組最高幹部の1人という竹内照明若頭補佐らも姿を見せ、京都府警が警戒。兵庫県警も捜査員を派遣し、情報収集を進めた。

 一方、馬場会長らのグループも1月21日に7代目会長の襲名披露を終えたとされる。警察庁によると、会津小鉄会は15年末時点で構成員約140人。山口組は約6千人、神戸山口組は約2800人とされる。

2017/2/7

【山口組の分裂】

 2015年8月27日、全国最大規模の指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)から、直系13団体が離脱し、「神戸山口組」を結成した。「山健組」(神戸市中央区)の井上邦雄組長がトップに就き、淡路市にある直系団体「俠友会」事務所を本拠地とした。

 分裂の背景には、篠田建市(通称・司忍)組長の出身母体「弘道会」(名古屋市)を優遇する組織運営や、高額な上納金制度などへの反発があったとされる。

 双方の衝突が相次ぎ、警察庁は16年3月に「対立抗争状態」と認定。兵庫県公安委員会は同年4月に神戸山口組を暴力団対策法に基づく「指定暴力団」とした。同年末の構成員数は山口組約5200人、神戸山口組約2600人だった。

 一方、神戸山口組では17年4月に一部組長らが離脱して「任俠団体山口組」(後に「任侠山口組」に改称)の結成を表明した。対立は三つどもえの構図となったが、警察庁は「神戸山口組の内紛」との見方を示しており、構成員数は不明。

 山口組と神戸山口組が分裂してから約2年間で、双方の衝突は約100件発生。神戸山口組と任侠山口組の間でも2件の傷害事件などがあったほか、17年9月12日には、神戸市長田区にある、任侠山���組・織田絆誠代表の自宅付近で、代表らが乗った車を神戸山口組の組員が襲撃。降りてきた任侠側の組員を射殺する事件が起きた。

 兵庫県警は17年5月、全部署から構成する「歓楽街緊急対策本部」を設け、その実働部隊として歓楽街特別暴力団対策隊(特暴隊)を発足させた。「みかじめ料」名目で飲食店などから金を脅し取っていたとして組員を逮捕するなど資金源の遮断にも乗り出している。

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