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山口組分裂騒動

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中央区発砲直後の現場の様子=10日午後2時50分ごろ、神戸市中央区(読者提供)
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中央区発砲直後の現場の様子=10日午後2時50分ごろ、神戸市中央区(読者提供)
発砲事件直後の現場の様子=10日午後2時50分ごろ、神戸市中央区(読者提供)
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発砲事件直後の現場の様子=10日午後2時50分ごろ、神戸市中央区(読者提供)
発砲事件直後の現場の様子=10日午後2時50分ごろ、神戸市中央区(読者提供)
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発砲事件直後の現場の様子=10日午後2時50分ごろ、神戸市中央区(読者提供)

 10日午後、神戸市中央区で起きた発砲事件の現場には、暴力団関係者だけでなく、一般の通行人も居合わせていた。

 男子高校生(18)は「胸の辺りを撃たれた男性が、血を流したまま逃げるのが見えた。別の男性も首辺りを撃たれ、その場であおむけに倒れていた。自分も流れ弾に当たっていたかもしれないと思うと恐ろしい」と話した。

 近所の無職男性(82)は「買い物に行こうと思い、現場周辺を歩いていたら、金属が破裂するような『パン、パン』という音が聞こえた」と振り返った。

 発生直後に現場を通り掛かった近くの女性は「男性1人が血を流して倒れていて、心臓マッサージを受けていた。暴力団員らしき人や警察官も大勢いた。事務所前にはいつもパトカーが張り付いていたので安心だと思っていたのに…」と不安そうだった。

2019/10/10

【山口組の分裂】

 2015年8月27日、全国最大規模の指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)から、直系13団体が離脱し、「神戸山口組」を結成した。「山健組」(神戸市中央区)の井上邦雄組長がトップに就き、淡路市にある直系団体「俠友会」事務所を本拠地とした。

 分裂の背景には、篠田建市(通称・司忍)組長の出身母体「弘道会」(名古屋市)を優遇する組織運営や、高額な上納金制度などへの反発があったとされる。

 双方の衝突が相次ぎ、警察庁は16年3月に「対立抗争状態」と認定。兵庫県公安委員会は同年4月に神戸山口組を暴力団対策法に基づく「指定暴力団」とした。同年末の構成員数は山口組約5200人、神戸山口組約2600人だった。

 一方、神戸山口組では17年4月に一部組長らが離脱して「任俠団体山口組」(後に「任侠山口組」に改称)の結成を表明した。対立は三つどもえの構図となったが、警察庁は「神戸山口組の内紛」との見方を示しており、構成員数は不明。

 山口組と神戸山口組が分裂してから約2年間で、双方の衝突は約100件発生。神戸山口組と任侠山口組の間でも2件の傷害事件などがあったほか、17年9月12日には、神戸市長田区にある、任侠山���組・織田絆誠代表の自宅付近で、代表らが乗った車を神戸山口組の組員が襲撃。降りてきた任侠側の組員を射殺する事件が起きた。

 兵庫県警は17年5月、全部署から構成する「歓楽街緊急対策本部」を設け、その実働部隊として歓楽街特別暴力団対策隊(特暴隊)を発足させた。「みかじめ料」名目で飲食店などから金を脅し取っていたとして組員を逮捕するなど資金源の遮断にも乗り出している。

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