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山口組分裂騒動

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発砲事件があったとみられる現場付近を調べる警察官ら=12日午前、神戸市長田区五番町
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発砲事件があったとみられる現場付近を調べる警察官ら=12日午前、神戸市長田区五番町
発砲事件があった現場を調べる捜査員ら。道路には血痕のようなものが見える=12日午前、神戸市長田区五番町
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発砲事件があった現場を調べる捜査員ら。道路には血痕のようなものが見える=12日午前、神戸市長田区五番町
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事件に関わったとみられる車の周囲を調べる捜査員ら。右下の路面には血痕のようなものが見える=神戸市長田区五番町
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事件に関わったとみられる車の周囲を調べる捜査員ら。右下の路面には血痕のようなものが見える=神戸市長田区五番町
発砲事件があった現場付近=12日午前、神戸市長田区五番町
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発砲事件があった現場付近=12日午前、神戸市長田区五番町

 12日午前10時ごろ、神戸市長田区五番町3の路上で、指定暴力団神戸山口組から4月に離脱した「任侠(にんきょう)山口組」の組員とみられる40代男性が拳銃のようなもので頭などを撃たれ、約1時間後に死亡した。兵庫県警は神戸山口組との対立抗争事件とみて捜査。発砲した男は拳銃を持ったまま現場から逃走し、県警は殺人容疑で行方を追っている。

 県警によると、2015年8月に指定暴力団山口組が分裂して以降、県内で死傷者が出た発砲事件は初めて。撃ったのは神戸山口組の組員とみられる40~50代の男という。

 県警によると、撃たれた男性は任侠山口組の代表宅近くで、2、3台の車で幹線道路に出ようとした際、別の車から降りてきた男とトラブルになり、男が複数回発砲したとみられるという。

 目撃情報によると、2人がつかみあった後、1人が発砲。撃たれた男性があおむけに倒れ、さらに男が銃を構えていたという。撃った男は上下とも紺色の服で、現場から北西に向かって走って逃げたという。

 指定暴力団山口組から分裂した神戸山口組では今年4月、内部の複数幹部が離脱し、「任侠山口組」の結成を表明。警察庁は、現時点で分裂ではなく「神戸山口組の内紛状態」とみている。

 現場は神戸市営地下鉄上沢駅の南西約300メートルにある幹線道路沿いの住宅街。

2017/9/12

【山口組の分裂】

 2015年8月27日、全国最大規模の指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)から、直系13団体が離脱し、「神戸山口組」を結成した。「山健組」(神戸市中央区)の井上邦雄組長がトップに就き、淡路市にある直系団体「俠友会」事務所を本拠地とした。

 分裂の背景には、篠田建市(通称・司忍)組長の出身母体「弘道会」(名古屋市)を優遇する組織運営や、高額な上納金制度などへの反発があったとされる。

 双方の衝突が相次ぎ、警察庁は16年3月に「対立抗争状態」と認定。兵庫県公安委員会は同年4月に神戸山口組を暴力団対策法に基づく「指定暴力団」とした。同年末の構成員数は山口組約5200人、神戸山口組約2600人だった。

 一方、神戸山口組では17年4月に一部組長らが離脱して「任俠団体山口組」(後に「任侠山口組」に改称)の結成を表明した。対立は三つどもえの構図となったが、警察庁は「神戸山口組の内紛」との見方を示しており、構成員数は不明。

 山口組と神戸山口組が分裂してから約2年間で、双方の衝突は約100件発生。神戸山口組と任侠山口組の間でも2件の傷害事件などがあったほか、17年9月12日には、神戸市長田区にある、任侠山���組・織田絆誠代表の自宅付近で、代表らが乗った車を神戸山口組の組員が襲撃。降りてきた任侠側の組員を射殺する事件が起きた。

 兵庫県警は17年5月、全部署から構成する「歓楽街緊急対策本部」を設け、その実働部隊として歓楽街特別暴力団対策隊(特暴隊)を発足させた。「みかじめ料」名目で飲食店などから金を脅し取っていたとして組員を逮捕するなど資金源の遮断にも乗り出している。

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