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山口組分裂騒動

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事始め式の後、山口組総本部から出てくる関係車両=13日午前、神戸市灘区篠原本町4
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事始め式の後、山口組総本部から出てくる関係車両=13日午前、神戸市灘区篠原本町4
事始め式の会場とみられる事務所から出てくる神戸山口組の直系組長ら=13日午前、神戸市兵庫区福原町
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事始め式の会場とみられる事務所から出てくる神戸山口組の直系組長ら=13日午前、神戸市兵庫区福原町
会合のため組事務所に集まる任侠山口組の幹部ら=13日午前、尼崎市東難波町4
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会合のため組事務所に集まる任侠山口組の幹部ら=13日午前、尼崎市東難波町4

 指定暴力団の山口組と神戸山口組、暴力団任侠山口組の3団体が13日午前、直系組長らを集めた会合を神戸や兵庫県尼崎市内で開いたことが、捜査関係者への取材で分かった。いずれも新年の方針などを示す「事始め式」とみられる。

 今年4月に山口組が3分裂状態になった後、3団体が兵庫県内で会合を同時に開くのは初めて。9月には神戸市長田区で任侠山口組の組員が射殺される抗争事件もあり、県警の捜査員ら計約100人が警戒と情報収集に当たった。

 捜査関係者らによると、山口組は神戸市灘区の総本部で、任侠山口組は尼崎市の直系事務所で開催。一方、神戸地裁の仮処分決定で淡路市の本拠地事務所の使用が禁止されている神戸山口組は神戸市兵庫区の関係事務所で会合を開いた。直系組長の会合としては初めて使われたとみられる。

2017/12/13

【山口組の分裂】

 2015年8月27日、全国最大規模の指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)から、直系13団体が離脱し、「神戸山口組」を結成した。「山健組」(神戸市中央区)の井上邦雄組長がトップに就き、淡路市にある直系団体「俠友会」事務所を本拠地とした。

 分裂の背景には、篠田建市(通称・司忍)組長の出身母体「弘道会」(名古屋市)を優遇する組織運営や、高額な上納金制度などへの反発があったとされる。

 双方の衝突が相次ぎ、警察庁は16年3月に「対立抗争状態」と認定。兵庫県公安委員会は同年4月に神戸山口組を暴力団対策法に基づく「指定暴力団」とした。同年末の構成員数は山口組約5200人、神戸山口組約2600人だった。

 一方、神戸山口組では17年4月に一部組長らが離脱して「任俠団体山口組」(後に「任侠山口組」に改称)の結成を表明した。対立は三つどもえの構図となったが、警察庁は「神戸山口組の内紛」との見方を示しており、構成員数は不明。

 山口組と神戸山口組が分裂してから約2年間で、双方の衝突は約100件発生。神戸山口組と任侠山口組の間でも2件の傷害事件などがあったほか、17年9月12日には、神戸市長田区にある、任侠山���組・織田絆誠代表の自宅付近で、代表らが乗った車を神戸山口組の組員が襲撃。降りてきた任侠側の組員を射殺する事件が起きた。

 兵庫県警は17年5月、全部署から構成する「歓楽街緊急対策本部」を設け、その実働部隊として歓楽街特別暴力団対策隊(特暴隊)を発足させた。「みかじめ料」名目で飲食店などから金を脅し取っていたとして組員を逮捕するなど資金源の遮断にも乗り出している。

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