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学園リポート

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ルワンダにて
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ルワンダにて

 関西学院大(西宮市)の経済学部4年中村建二郎さんが、昨年4月から1年かけ、「教育」をテーマに、ミャンマーやケニア、タンザニアなど東南アジアやアフリカを中心に世界34カ国を巡り、帰国した。今後は、かつての自分のように不登校で苦しむ当事者らに、講演会などを通し体験を伝えていくという。

 きっかけは、初の海外旅行でフィリピンを訪れ、固定観念を崩されたこと。「いろんな国に行ったら、違う考え方を学べる」と思った。不登校の経験も踏まえ、途上国の学校や教育機関を訪問する旅を計画、1年間の大学休学を決めた。「『恵まれていない』ことが不幸なのか、答えを確かめたかった」という。

 国際協力機構(JICA)の事務所を訪問したほか、カンボジアの孤児院でボランティア活動をし、アフリカ諸国で学校を見学、マラウイの学校では伝統芸能を披露し合うなど、現地の教育に直接触れる経験を重ねた。

 旅は困難の連続でもあった。インドでは強盗に遭い、パソコンや携帯電話などを全て失った。旅を諦めようかと考えたが、「答えを確かめる」という強い気持ちを再確認し、ゲストハウスで働きながら再出発につなげた。

 中村さんは「さまざまな価値観や現実を知るだけではなく、行き当たりばったりでいろんなことを見ることで、新しいアイデアが生まれると感じた」と話す。7月29日、大阪市内で講演会を開く。問い合わせはkenjirou.huton@gmail.com

(関西学院大社会学部4年・八木貴司)

2017/5/10

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