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学園リポート

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1年遅れで入学式の立て看板と記念撮影した筆者=3月31日、関西学院大学上ケ原キャンパス
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1年遅れで入学式の立て看板と記念撮影した筆者=3月31日、関西学院大学上ケ原キャンパス

 新型コロナウイルス禍に伴い、多くの留学生は2020年から今年2月まで日本に入国できなかった。今の2、3年生だ。関西学院大学法学部2年の韓国人留学生の女性(20)=西宮市=は「2年生になって初めて学校に来たので、慣れないことがたくさんあった」と話す。

 最も苦労したのが言葉の問題という。この女性は「友達が早口になると聞き取れなかった」「方言を全く知らなかったため、よく分からない表現もあった」と振り返った。

 授業が対面に変わったことも、日本語で授業を受ける留学生には大問題。オンラインでは知らない単語や理解できないところを繰り返し見ることができたが、対面ではついていくのが大変だった。それでも、「対面でテストを受けることになり、授業への参加率や授業自体のレベルも上がった気がする」と語った。

 「サークルや部活に参加できなかったこと、友達をつくれなかったことがいまだに悔しい」。彼女はこれから、もっと多くの人とふれあっていきたいという。

 (関西学院大学社会学部2年・金鼎)

2022/9/14
 

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