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学園リポート

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三原市で現地調査を行う甲南大学の学生(8月)
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三原市で現地調査を行う甲南大学の学生(8月)

 甲南大と広島県三原市が連携し、同市の地域資源を活用するプロジェクトが、このほど始まった。同大学と同県が就職支援協定を締結したことを機に生まれた事業で、新たな観光客層に向けた観光戦略プランを学生が提案する。

 三原市は、広島市と福山市という同県の二大都市圏をつなぐ場所に位置する。山陽自動車道とJR山陽新幹線・山陽線・呉線が通り、三原港、広島空港などがある交通の結節点となっている。歴史的には戦国知将小早川隆景が築いた三原城の城下町として栄えた。この城は海に面したため「浮城(うきしろ)」の異名を持つ。

 だが製造業の衰退や駅前デパートの撤退などにより中心部のにぎわいが失われ、人口も減少。そのため三原市は築城450年の記念事業などに取り組み、訪日外国人や市外からの観光客の誘致による地域振興を目指している。

 このプロジェクトでは、今年6月に学生17人が学内で活動を始め、8月に同市で3泊4日の現地調査を行った。三原城跡、みはら歴史館など三原駅周辺を視察したほか、瀬戸内海の多島美が楽しめる筆影山、国指定天然記念物の「久井の岩海」などの景勝地を見学した。

 学生の1人は「三原市の観光はややインパクトに欠け、訪れる若者が少ないことが課題」と指摘。現在、観光戦略プランを作成中で、12月に市長らを前にプレゼンテーションを行う。同市観光課の植村正宏さんは「市外の若者による“三原の宝”の発掘に期待している」と話している。 (甲南大経営学部2年・住吉沙絵)

2017/11/8

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