連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

学園リポート

  • 印刷
部員5人で活動していたころの関西学院大水球部
拡大
部員5人で活動していたころの関西学院大水球部

 「まずい、このままでは数カ月後の試合にエントリーすらできないのでは?」

 2021年の年明け、関西学院大水球部。4年生が引退し、主将となった青島諒典さん(現経済学部4年)は、部員の少なさに頭を痛めていた。

 水球は1チーム最低7人が必要で、同部もコロナ禍の前は例年15人程度で活動していた。しかし20年度は部活動も勧誘もままならず、4年生が抜けると、選手として活動する部員は3人のみ。ボールを投げ合う練習しかできなくなった。

 そこで21年度は新入生勧誘に力を注いだ。SNSを駆使し、部員や練習風景を積極的に投稿。水球の面白さや、アットホームな雰囲気が伝わるよう心がけた。

 その努力が実を結び、新たに10人が入部。幅広い練習が可能になり、活動もにぎやかになった。現主将で部唯一の3年、山口大登さん(理工学部)は「1年生が非常に多く、ビッグダディのようなチームになった。今後も、厳しさもありつつ楽しい部活にしていければ」と気を引き締めながらも喜びをかみしめていた。(関西学院大学文学部2年・柴崎辰徳)

2022/2/9
 

天気(9月6日)

  • 33℃
  • ---℃
  • 10%

  • 35℃
  • ---℃
  • 10%

  • 35℃
  • ---℃
  • 10%

  • 36℃
  • ---℃
  • 10%

お知らせ